C型肝炎の感染経路について解説しています。
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肝臓病と聞くとお酒の飲みすぎじゃないの、となるのが普通だと思います。
しかし、お酒が原因で肝炎になる人は思ったよりも少なく、約80パーセントがウイルスによるものなのだそうです。
ウイルスというと、風邪もウイルス性のもので、特にインフルエンザは感染力が強いのは良く知られています。
肝炎もウイルス性ですので、感染するということが理解できると思います。
しかし、勘違いしてほしくないのですが、風邪の場合はウイルスが口から入ってきても移るのに比べて、C型肝炎は患者さんと話しても移ることは絶対にありません。
インフルエンザは咳やくしゃみによる直接感染や空気感染であるのに比べて、C型肝炎は血液から感染するものだからです。
C型肝炎は、お互いに怪我をしていてその傷口をこすり合わせたりしない限り、簡単にはうつりません。
もちろん、一緒にお風呂に入ったり、同じ食卓を囲んだりしても大丈夫です。
ただし、口の中が出血している場合は、話は別です。
それに、ひげ剃りや櫛などは血がつく可能性が高いので、同じのものは使わないようにしたほうが良いです。
万が一、C型肝炎が感染したかも、と思うような行為があれば、検査を受ける必要があります。
C型肝炎ウイルスの潜伏期間は、約2週間から6ヶ月と言われています。
インフルエンザのように予防ワクチンはありませんが、もし感染していても、早期発見だと完治率は高くなりますので、安心して良いでしょう。
不安が消え去るまで、定期的に検査を受けに行くことが大事です。
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薬害C型肝炎問題が注目されて、むかし輸血を受けたことがある人は、C型肝炎ウイルス検査を受けるように呼びかけられています。
これは、C型肝炎でウイルスが血液の中にあると、感染するからです。
皆さんは、献血をしたことはあるでしょうか。
献血をすると、必ず検査が行われます。
B型肝炎・C型肝炎・HIV・梅毒反応などの検査で一つでも異常があると、その血液は使いません。
希望すれば献血の際に、これらの結果に異常が見られた場合のみ結果が送られてきます。
病院や保健所で検査を受けるのが面倒だからと、献血で検査をと考えている方もいるかもしれませんが、献血センターでは検査目的の献血はしてもらえません。
なぜかと言うと、C型肝炎には潜伏期間があり、検査不可能な期間があるからです。
感染の疑いがある人の血液を知らずに集めていては、事故の元になってしまいます。
検査は必ず病院や保健所で行いましょう。
輸血には異常のない血液だけを使いますが、献血で採血した血液がそのまま使われることはなく、血液を成分ごとに分類して、病気ごとに対応できるようになっているのだそうです。
例えば、赤血球が少ない人には赤血球輸血を、血小板が少ない人には血小板輸血が行われます。
昔はこのような成分検査や成分分類の制度がありませんでした。
しかし現在は、献血で採血した血液の中にC型肝炎ウイルスがあるものは絶対に使われないので、輸血による感染はほとんど無いといってもいいでしょう。
出産を経験された方は、出産はまさに命がけであることを知っています。
あれほどの痛みと苦しさの後、赤ちゃんと対面した時の喜びは、人生の中で一番嬉しい瞬間です。
しかし、薬害C型肝炎になった女性の多くは、この時の出産で人生がガラリと変わります。
多量の出血を伴って出産をした方の止血剤として、肝炎ウイルスに侵されたフィブリノゲン製剤を使用され、早いとわずか数日で、または何ヶ月も経ってから、C型肝炎に感染していたことを知るのです。
今回の薬害C型肝炎訴訟で立ち上がった原告の方達も、出産時の感染が原因になっている人たちがたくさんいらっしゃるのだそうです。
一番怖いのは、自分の知らない間に治療が行われていたという事です。
病気になって原因を調べてみて、初めて知る真実に、誰もが愕然としたことだと思います。
その時の胸中を察すると、辛くなります。
これは、他人事ではないのです。
もしも、検査をして陽性反応が出たら、と考えると、とても怖いです。
事実を受け入れるのには、相当の時間が必要になるでしょう。
そして、家族や周りへの理解を求めるのにも、多くの時間がかかるかもしれません。
自分でなくても、とても身近な人がC型肝炎になっている可能性もあります。
間違った知識で接することのないように、十分な知識を身につけておきたいものです。

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