金縛りは睡眠障害の一種

あなたは、金縛りを経験したことがありませんか。
中には、金縛りを呪われているだとか、心霊現象と捉えて、怖くて不眠症になる人もいるかもしれません。
しかし、これは睡眠障害の一種で、心霊現象などではありません。
なんらかのきっかけで、脳が起きている状態のレム睡眠の時に、目覚めてしまうと、自分では意識があるのに、体が思うように動かせないことがあります。
これは、筋肉は緩んだ状態なので、脳が体を動かすように指令を出しても、筋肉に伝わらないからです。
そのために、自分の意思で動かそうとしても、全然動くことができないので金縛りが起きるのです。
この状態を医学的には、睡眠麻痺といいます。
ほとんどの場合、完全に覚醒状態になれば、筋肉にも力が入るので、自分の思い通りに動かすことができるようになります。
金縛りが起きやすいのは、睡眠と覚醒がうまく切り替わらない場合です。
たとえば、眠りに入る直前や、明け方に目が覚めてしまった時などです。
また、金縛りにかかりやすい人は、徹夜をよくする人、睡眠のリズムがバラバラな人などだといわれています。 
金縛りは、睡眠のサイクルが、不規則な若者に起こりやすいようです。
特に、睡眠不足の時やストレスが蓄積している時に起こりやすくなります。
時差ぼけの場合も、金縛りになる可能性が高いようです。
金縛りによくなる人や、なりたくない人は、規則正しい睡眠をとることです。
規則的な生活サイクルを身につければ、そのうちに金縛りはなくなるはずです。

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妊娠と眠気

昼間でも、とても強い眠気に襲われることが妊娠をするとよくあります。
それには、いくつかの理由があります。
妊娠した女性は、胎内で大事な命を育てなければいけなので、女性として最大のエネルギーを必要とする出産に備えなければなりません。
そのため、母親の体は、無駄なことにエネルギーを使わないようになります。
無理やり活動的に出かけたりすると、事故などに巻き込まれる可能性もあり、流産ということにもなりかねません。
このようなことから、妊婦の脳は、できるだけ体を動かさないようにして、休ませようとするのです。
そのために、強い眠気を覚えるのだといわれています。
思春期から更年期の間、女性ホルモンが、睡眠に大きな影響を与えています。
女性ホルモンには、妊娠を準備するためのエストロゲン、妊娠を成功させて状態を保つためのプロゲステロンがあります。
排卵後は、プロゲステロンが増えるそうです。
プロゲステロンには、眠気を誘う作用があり、月経前の1週間は強い眠気に襲われることになります。
妊娠3ヶ月までは、大量にプロゲステロンが分泌されるので、昼間から強烈な眠気に襲われるようになります。
そして、妊娠6ヶ月になると、次第にプロゲステロンは減少していき、妊娠9ヶ月では、プロゲステロンが減って、その代わりにエストロゲンが増えてきます。
それにより、逆に、出産前は眠気を感じなくなり、なかなか眠れなくなったり、熟睡できなくなったりするのです。

睡眠薬服用の際の注意

睡眠薬を服用する場合は、いくつか気をつけなければなりません。
高血圧や糖尿病などの基礎疾患のある人は、多くの場合が複数の薬を服用しているので、睡眠薬を服用する際は特に注意が必要です。
これらの病気で処方される薬の中には、睡眠薬と一緒に服用すると、強く作用が出てしまうことがあります。
他に薬を服用している場合は、医師や薬剤師に相談することが必要です。
また、気をつけなくてはいけない食品もあります。
セイヨウカノコソウやセイヨウオトギリソウを主成分としている、ハーブ系のサプリメントを使用するときは、医師に一度相談する必要があります。
また、コーヒーや紅茶、緑茶、チョコレートなどのカフェインが含まれている食品もまた注意が必要です。
一部の健康飲料や清涼飲料にも、カフェインが含まれていることがあります。
カフェインには利尿作用や覚醒作用があるので、飲む量や時間に気をつけたいものです。
また、睡眠薬を飲んでいるときには、お酒は禁物です。
それぞれの作用が、より強く現れてしまうので危険なのです。
気をつけなければならないのは、妊娠している方です。
睡眠薬は、胎児に悪影響を与える可能性があります。
母親が妊娠中に睡眠薬を常用していて、生まれた赤ちゃんは、睡眠薬の中毒をもって生まれてきた、という報告例が少なくないようです。
そのような子供は不眠症で、常に落ち着きがなくて、手足が震える、という症状が現れるそうです。

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