つわりの症状

妊娠がわかったときからつわりの症状を感じ始める人もいます。
おもな症状は、吐き気や嘔吐、食欲不振、常に眠い、だるい、空腹時のむかつき、においに敏感になる、唾液がたまるなどがあります。
つわりの原因はよくわかっていないのですが、妊娠によるホルモンの分泌量の急激な変化や、精神的なストレスが関係しているのではないかと言われています。
おもに胃腸に症状が出ますが、眠気やだるさ、頭痛などを感じる人もいます。
つわりは一般的に妊娠3ヶ月頃にピークを迎え、その後少しずつ楽になっていきます。
その間は、無理せず食べられるものだけ食べて過ごしても大丈夫なようです。
お母さんがちゃんと食べていなくても、赤ちゃんは優先的に栄養を吸収して育っているのであまり心配する必要はありません。
ただ、1日に何度も吐いて食事がほとんど食べられない、体重が1週間で1、2kg減ってしまう、尿が出ない、水を飲んでも吐く、などの重い症状がある場合は治療が必要なこともあります。
つわりの時期を乗り切るためにはコツがあります。
まず脱水症状を防ぐため、水分をこまめにとるよう心がけます。
寝起きの空腹時などに気持ち悪くなる人が多いようですが、寝るときに枕元に小さいおにぎりなど、簡単に食べられる物を準備しておくのも良いと思います。
においに敏感になった場合は、料理を冷ますとにおいがやわらぎ、多少は食べやすくなります。
ローカロリーの飴やおせんべいなどを携帯し、お腹がすいたら食べるようにするのも一つの手です。
食事は1回の量を減らして、1日に何度かに分けて食べるようにしても良いと思います。

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便秘と痔の予防

妊娠すると、便秘がひどくなる人が多いようです。
妊娠をフォローするために増える黄体ホルモンが腸の動きを抑えたり、大きくなった子宮が腸を圧迫して動きを妨げたりするので便秘になります。運動不足や野菜不足の食生活も、便秘を悪化させる原因になります。
解消法としては、
○食物繊維をたくさん摂る 腸内環境を整える食物繊維を1日20〜25gを目標に摂ります。
○適度な運動をする 腸の動きを刺激するため、毎日ウォーキングなどで適度に体を動かします。
○ヨーグルト ヨーグルトに含まれる乳酸菌などの善玉菌を増やして、腸内環境を整えます。
○水分を1日1リットル摂る 水分が不足すると、便が硬くなり、便通が悪くなりますので、食事で摂る分も含めて、1日1リットルを目標に水分補給をします。
○決まった時間にトイレに行く 毎日、出る出ないに関わらず同じ時間帯にトイレに行くようにします。
 そうすれば、便意をもよおしやすくなります。
改善されない場合は、自己判断せずに必ずお医者さんに相談してほしいと思います。
便秘がひどくなると、肛門の粘膜が傷つき出血したり、静脈が圧迫されてうっ血してこぶができたりします。
これが痔です。
放っておくと悪化しますので、早めにお医者さんに相談すれば、座薬など妊娠に影響しない薬を処方してもらえます。
また、普段から、立ちっぱなしは避ける、お風呂で血行をよくする、排便時に無理にいきまない、排便後はシャワートイレなどで清潔にするなど、痔の予防に努めることも大切です。

腰痛を予防するために

妊娠中期に入ると、大きくなったおなかを支えるために、腰に負担がかかりやすくなります。
また、ホルモンの影響で、骨盤や背骨の関節がゆるみ、体の重みを支える力が弱くなっていることも腰痛の原因になります。
妊娠による生理的な変化ですので、産後まで腰痛が完全に解消されることはないようです。
日頃から正しい姿勢を保ち、適度な運動で血行をうながして、腰への負担をできるだけ減らすように心がけてはと思います。
長時間、同じ姿勢を続けるのは避け、疲れたら横になって休むことも大切です。
妊娠中も仕事を続けているお母さんはなかなか横になるのは難しいと思いますが、上司に相談してこまめに休憩をとれればと思います。
楽な姿勢でも痛みが続くときは、椎間板ヘルニアなど他の病気の心配があるので、お医者さんに相談しましょう。
腰痛を軽くするために日常生活でのいくつかの注意点としては、
立ち続けず、時々いすに座って休む。
いすに座るときは、背もたれに背をつけ、深く腰掛けます。
階段の上り下りは、猫背にならぬよう背筋を伸ばし、重心を片足にしっかり乗せてから、もう一方の足を動かす。
床に座って何かをするとき、例えばアイロンがけをするときなどは、台の高さを調節してまっすぐな姿勢を保つことが大切です。
また、ネコのようによつ這いの姿勢で背中を丸めたり背骨を反らしたりを繰り返すストレッチや、仰向けに寝て両ひざを立て、握りこぶしで腰の気持ちよい部分を押しながら両ひざを左右交互に倒して腰をひねる体操も、腰痛をやわらげる効果があります。

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